重言 7
重言 6
重言(じゅうげん、じゅうごん)、二重表現、または重複表現ともいう。
修飾語と被修飾語の意味が重複する形のこと。
意味を強調したり語調を整えるため、あるいは、理解を確実にさせるためにわざと用いられることもある。
また、みんなが共有する不幸や苦痛について語られる場合、好意的に受けとめられて普通にスルーされることも多い。
「 巨大」「重複」「表現」など類義の漢字を重ねた熟語は、通常、重言とはいわない。
<わかりやすい例 その1>


連日とは、幾日も続くこと。
でも、「連日、暑い日が続く」とニュースで言われると、
聞く方としては「もういい加減にして~」という気分になる。
そういう気分にさせる為に言っているのであれば、うまい表現ではないだろうか。
重言 5
重言(じゅうげん、じゅうごん)、二重表現、または重複表現ともいう。
修飾語と被修飾語の意味が重複する形のこと。
意味を強調したり語調を整えるため、あるいは、理解を確実にさせるためにわざと用いられることもある。
また、張り詰めた空気の中で発言されると、気圧された周りの人達はその間違いを指摘することも出来ず、普通にスルーされることが多い。
「 巨大」「重複」「表現」など類義の漢字を重ねた熟語は、通常、重言とはいわない。
<わかりやすい例 その5>


切り札とは、トランプなどのカードゲームで、自分が保有する中で最も強い力を持つ札であり、戦略上、最後に出されるべき、とっておきの札のこと。
でも、『最後の切り札』と言うと
「これが本当に最後だ」
「これでダメなら、もう終わりだ」
という覚悟、あるいは諦めが感じ取れますよね。
重言 4
重言(じゅうげん、じゅうごん)、二重表現、または重複表現ともいう。
修飾語と被修飾語の意味が重複する形のこと。
意味を強調したり語調を整えるため、あるいは、理解を確実にさせるためにわざと用いられることもある。
また、対象物のスケールが大き過ぎるあまり、言った本人も気づかなかったり、まわりの人達も普通にスルーしてしまうことも多い。
「 巨大」「重複」「表現」など類義の漢字を重ねた熟語は、通常、重言とはいわない。
<わかりやすい例 その4>


正しく美しく語るとすれば、こうでしょうか。
満点の星をいただく果てしない光の海を、
豊かに流れゆく風に心を開けば、
煌く星座の物語も聞こえてくる夜の静寂の、
なんと饒舌なことでしょうか。
光と影の境に消えていったはるかな地平線も瞼に浮かんでまいります。
皆様の、夜間飛行のお供を致しますパイロットは、
わたくし、城達也です。
満天とは、そらいっぱいとのこと。
空一杯の星空では、ロマンも死んでしまう。
重言 3
重言 2
重言 1
あぶらげの正体









歌舞伎なんて、まったく興味がなかったので全く知らなかったけれど、もともと『お国』という女性のエロチック・ダンスが始まりだと外国人に教えられた。
歌舞伎は男が演じるものだと思っていただけに、「えー、ウソだろ」と言ってしまったが、まったくその通りだったので赤っ恥だった。
「日本人のクセに何で知らない!」と叱られてしまった。
なんでも、風紀が乱れるとか刃傷沙汰が絶えないという理由で幕府に禁止された後、今度は子供が演じるようになったが、これも別の理由で風紀が乱れると禁止され、歌舞伎は現在の形になったという。
最近では、外国人の方が日本のことを知っていたり、箸の使い方が上手だったり、日本語も綺麗でうまかったりするから、ちょっと恥ずかしい。
マイクロプラスチック











資源には限りがあるので、廃棄物を再生利用できなければ、いつか困ることになる。
人間のやることだから、ゴミを分別する際に、不注意や勘違いから異物が混じることはあるだろう。
だが、資源ゴミの集積所で働いていると、残飯や乾電池などの混入に遭遇することが珍しくない。
そして、嫌でも思ってしまうのだ。
これは、過失ではないだろうと。
パッカー車で資源ゴミを回収している仲間達が異物の混入を発見すると、『分別が不十分です』と書かれた警告シールを張り、袋ごと持ち帰るよう促すのだが、大抵の場合、そうしたゴミはそのまま放置されるので、近隣の住人から苦情が来る。
「なぜ回収してくれないのか! この税金泥棒!」
結局、こうした圧力に負けた行政側から我々に命令が来る。
「異物が混入していても、おとなしく回収して来い」と。
これでは、真面目に取り組む人がやる気を失い、出鱈目やっている人が増長してしまう。
近い将来、AIが家庭でゴミを分別するようになるだろう。
人間がやるから、うまくいかないのだ。
そして、わたしは失業だ。
だが、人類の為にはその方が良い。
仕事ならタウンワークでいくらでも探せる。