自己中な殺人





いきものは、みんな利己的である。
食卓に並ぶ食べ物を見ても、自分一人が一日生きながらえる為に、どれほどの命が犠牲になっているかよくわかる。
利己的で、自分本位で、我がままでなければ、この世に生き残ることは出来ないのだろう。
ワカメやほうれん草を茹でるとキレイな緑色に変わるが、あれは苦しみを表現できない植物の悲鳴なのだと思う。
植物だって生きているのだから、自分はベジタリアンだと胸を張ったところで、罪から逃れられるものではない。
やましさ、うしろめたさ、という感情は人間特有のものだろうから、他の生き物に、自分が生き残る為に行う殺生を後悔するものはいないであろう。
人間に宗教や宗教的儀式が必要なのは、こういった感情を自分一人で処理することが出来ないからなのかもしれない。
それにしても、「彼女なしでは生きていけない。彼女を失いたくない。誰にも渡したくないから殺した」という犯人の主張は、自己中心的である以上に、大きな矛盾がある。
衝動的犯行か、あるいは、この矛盾を理解する能力に欠けているのか。
いずれにしても、頭はあまり良くないと思う。
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自覚のないところに問題は起こる 2
自覚のないところに問題は起こる





いじめでも、パワハラでも、セクハラでも、加害者に自覚が無いのが問題。
「寂しそうにしていたから、遊んでやっただけ」
「気合の足りない新人に、ちょっとカツを入れてやっただけ」
「尻を触っただけだろ、挨拶だよ、挨拶」
天罰とは、己を責める心である。
ならば、罪を罪とも思わない人間に天罰は下らない。
そういう連中が限度を越えて暴れる時には、法的制裁を加え反省を促すしかない。
まずは、刑罰によって気づかせてやらないと。
「俺の周りには、ロクな女はがいない」
それは、自分がロクでもない男だからなのだが、本人には自覚がまったくない。
このように度を越えた自惚れ屋には、どんな刑罰で気づかせてやれば良いだろう?
鏡の部屋に閉じ込めるとか?
ポッとなって出て来るようなら、まあ、死刑しかないか。
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