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もういちど読みたいロアルド・ダール(Roald Dahl)



<ロアルド・ダール(Roald Dahl)>
・映画『チキ・チキ・バン・バン』の脚本を書いた人。(原作者のイアン・フレミングは彼の友人)
・グレムリンの原案者。
・身長が198センチあり、戦闘機のコックピットに身体を収めるのが大変だった。
作家詳細


<もういちど読みたいロアルド・ダールの作品>
『おとなしい凶器』(『あなたに似た人』ハヤカワ・ミステリ文庫収録)
原題:Lamb to the Slaughter(Someone Like You, 1953)

『南から来た男』(『あなたに似た人』ハヤカワ・ミステリ文庫収録)
原題:Man from the South(Someone Like You,1953)
*「『ヒッチコック劇場』では、この作品、スティーブ・マックイーンが演じていた」と、映画『フォールームス(Four Rooms)』で、クエンティン・タランティーノが語っていた。名作だった為か、『南から来た男』は、新しい『ヒッチコック劇場』でリメイクされている。

『プールでひと泳ぎ』(『あなたに似た人』ハヤカワ・ミステリ文庫収録)
原題:A Dip in the Pool (Someone Like You, 1953)

『天国への道』(『キス・キス』ハヤカワ・ミステリ文庫収録)
原題:The Way Up to Heaven (Kiss Kiss, 1960)

『牧師の愉しみ』(『キス・キス』ハヤカワ・ミステリ文庫収録)
原題:Parson's Pleasure (Kiss Kiss, 1960)
*山田洋次監督が書いた落語の台本『真二つ』の元ネタ。だが、落語には『猫の皿』という、ひとつ上を行く名作があるのを忘れてはいけない。
*落語作品集『真二つ(まっぷたつ)』(新潮文庫)山田洋次作

『世界チャンピオン』(『キス・キス』」ハヤカワ・ミステリ文庫収録)
原題:The Champion of the World (Kiss Kiss, 1960)

『ランダフ大聖堂学校』(『少年』ハヤカワ・ミステリ文庫収録)
原題:Llandaff Cathedral School (Boy, Tales of Childhood, 1984)
*映画『ユー・ガット・メール(You've got mail)』 の中で、メグ・ライアンが子供達に読んであげていたのがこの作品。駄菓子屋のオバサンと子供達との戦いがすごく面白い。

『彼らに歳は取らせまい』 (『飛行士たちの話』 ハヤカワ・ミステリ文庫収録)
原題:They Shall Not Grow Old (Over to You, Ten stories of flyers and flying, 1964)
*『紅の豚』で、ポルコ・ロッソがフィオに語る『飛行機の墓場』の元ネタ。ダールが亡くなった時、宮崎駿さんは『ミステリーマガジン』に追悼文を載せていた。「ダールは、空の作家だった」と。大ファンだったらしい。

『シンバ』(『単独飛行』ハヤカワ・ミステリ文庫収録)
原題:Simba (Going Solo)
*シェル石油の駐在員だった頃に、自分の書いたものが活字化され初めて原稿料をもらったと書いてある。つまり、『簡単な任務(Piece of Cake(原題:Shot Down Over Libya))』はダールの処女作ではない。

『ひと休み』(ヘンリー・シュガーのわくわくする話(評論社の児童図書館・文学の部屋)
原題:Lucky Break, How I became a writer (The Wonderful Story of Henry Sugar, 1977)
*二次大戦後、ダールがワシントンの英国大使館空軍武官補をしていたとき、C.S.フォースター(Cecil Scott Forester)という海洋冒険小説を書いている作家に「戦時中の話を聞かせて欲しい」と頼まれ一緒に食事をした。ところが、二人とも大変な無口でロクなインタビューにならない。仕方なく、「あとで書いてまとめたのを送ります」とダールがメモ書きを送付したのだが、その完成度が異様に高かった為、感心したフォスターはまったくそれに手を入れることなく「あなたの名前で世に出すべきだ」と自分の エージェントを通じて出版されることになった。それが『Shot Down Over Libya』で、後に『Piece of Cake』と改題される。 オフィシャルな意味でのダールの処女作である。『ひと休み』には、その経緯が書いてある。日本語タイトルは誤訳ではないのかな?









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tag : ロアルド・ダール 作家 ショート・ショート 奇妙な味 ヒッチコック劇場

もういちど読みたいジェフリー・アーチャー(Jeffrey Archer)


作家詳細


<もういちど読みたいジェフリー・アーチャーの作品>

『十二本の毒矢』(新潮文庫)(A Quiver Full of Arrows, 1980)

『昼食』(The luncheon)
*違う作家の作品で、これと似たようなのをどこかで読んだ気がするんです。記憶違いかもしれないけれど。思い出せない。

『破られた習慣』(Broken Routine)
*これは『Just good friends』に次ぐ傑作!

『十二の意外な結末』(新潮文庫)(A Twist in the Tale,1988)

『清掃屋イグナチウス』(Clean Sweep Ignatius)
*金を預けるなら信用できる奴に預けたい。

『ア・ラ・カルト』(A la carte)
*ジャガイモむくのがうまい人が一流の料理人になる話。

『気のおけない友達』(Just good friends)
*私の中で、ショート・ショートの最高傑作! いつか、こんなの書けたら良いなと思う。翻訳で読んじゃダメ。タイトルからしてイヤ。

『掘出しもの』(The Steel)
*ペルシャ絨毯の買い方。

『チェックメイト』(Checkmate)
*ポール・ニューマンを思い出す。










tag : ジェフリー・アーチャー ショート・ショート 短編 傑作

もいちど読みたいローラ・インガルス・ワイルダー(Laura Ingalls Wilder)

<ローラ・インガルス・ワイルダー(Laura Ingalls Wilder)>
・よく知らないのだが、ゴーストライター説がある?
作家詳細

<もいちど読みたいローラ・インガルス・ワイルダーの作品>
1)『大きな森の小さな家』(Little House in the Big Woods , 1932)

☆持っているはずの本が見つからず、チャプターまで詳しく書けない。
*パパが子供の頃、森の中でフクロウに脅される話をもういちど読みたい。
*犬のジャックが、大きなヤマネコからお母さんを守る話をもういど読みたい。

2)『大草原の小さな家』(Little House on the Prairie , 1935)

Chapter 1: Crossing the creek(Little House on the Prairie)
*1 
Chapter 2: Camp on the high prairie(Little House on the Prairie)
*2

*1、*2 犬のジャックが川に流されてしまう話をもういちど読みたい。

Chapter 15: Fever “N” ague
*夜風に吹かれて育ったスイカを食べると病気になるという話をもういちど読みたい。

Chapter 19: Mr.Edwards meets Santa Claus(Little House on the Prairie)
*ローラたちが小さい頃のクリスマス・エピソードは全部良い。その中でも最高傑作だったと思う。


3)『プラム・クリークの土手で』(On the Banks of Plum Creek , 1937)

Chapter 9: Grasshopper weather(On the Banks of Plum Creek)
*のちの悲劇の伏線。

Chapter 14: Spring Freshet(On the Banks of Plum Creek)
*のちの悲劇の第2の伏線。春先に冷たい大雨が降り、大洪水になる。

Chapter 24: Going to church(On the Banks of Plum Creek)
*秋には豊作が見込まれ、新しい靴を買うはずだったお金を、パパが気前よく教会の鐘を作る為の募金に寄付してしまう話。皮算用するパパをもういちど読みたい。

Chapter 25: The glittering cloud(On the Banks of Plum Creek)
*ついに悲劇が起こる。見たこともないような大きなバッタの来襲。映画『エクソシスト2』を思い出させるバッタのシーン。干ばつが続き、感謝祭になっても雪が降らない。まさにGrasshopper Weather。長い干ばつの後、大雨が降るとバッタが大量発生する。エジプトでイナゴの大群に襲われるという話が聖書にもある。人類は、そんな昔からバッタに苦しめられていたらしい。

Chapter 26: Grasshopper eggs
*パパが、ボロ靴を履いて出稼ぎに行く話をもういちど読みたい。

Chapter 29: The darkest hour is just before dawn(On the Banks of Plum Creek)
*誰にだって、大切にしたいものはある。シャーロット人形の話をもういちど読みたい。

4)『シルバー・レイクの岸辺で』(By the Shores of Silver Lake , 1939)

Chapter 3: Riding in the cars(By the Shores of Silver Lake)
*ローラが、生まれて初めて汽車に乗る話。汽車の中で水を飲むシーンをもういちど読みたい。

5)『大草原の小さな町』(Little Town on the Prairie , 1941)

Chapter 18: Literaries(Little Town on the Prairie)
*やっぱり、ローラのパパって凄いと思った。つづり字(SpellBee)コンテストの話をもういちど読みたい。

6)『この楽しき日々』(These Happy Golden Years , 1943)

Chapter 7: A knife in the dark(These Happy Golden Years)
*ローラが住み込みで学校の先生として働く話。両親の仲が良かっただけに、下宿先の夫婦喧嘩の物凄さにローラが恐怖する話をもういちど読みたい。

☆私の友人に大酒飲みがいるのだが、そいつの奥さんの家族は全員下戸で、結婚するまで酔っ払いなぞ見たことがなかった。新婚当初、酔った亭主が別人格になって帰って来くるものだから、「死ぬほど怖かった」と十数年経った今でもまだ彼女は愚痴る。そして、わたしは、その話を何度聞いても、なるほどと思う。ローラのお陰。

Chapter 23: Barnum walks(These Happy Golden Years)
*ローラがプロポーズされる話をもういちど読みたい。

☆女性の読者の中には、このエピソードを『ロマンチック』と考える人が多い。わたしが覚えている二人の会話を要約をするとこんな感じである。

アルマンゾ:「エンゲージリング、欲しいかい?」
  ローラ:「そんなの、誰がくれるか次第よ」
アルマンゾ:「ぼくなら、どうだろう?」
  ローラ:「なら、指輪によるわね」

ちゃんと訳せば、ちゃんとロマンチックになるのだろうが、読後、わたしの心の中に何十年と残っているイメージは、こんな感じなのだ。「小さい頃のローラは、本当に、可愛かった」と。

☆数日後のデートで、月に輝く金の指輪を受け取りローラは『OK』を出すのだが、そのときの会話が

アルマンゾ:「森に、小さな家を建てようと思うんだ。それは、ほんとに小さな家になっちゃうんだけど。それでも良いかい?」
 ローラ:「わたしは、これまでずっと小さなお家に住んできたから。小さな家は好きよ」

この作品の最初の2作品のタイトルが「Little House in the Big Wood」 「Little House on the Prairie」。

タイトルで『Little Hose』を2回使うことで印象づけ、プロポーズのローラの返事がパンチライン。

伏線からオチまでの距離が長過ぎるので、途中下車してしまった読者も多いと思う。


『大きな森の小さな家』(Little House in the Big Woods , 1932)
『大草原の小さな家』(Little House on the Prairie , 1935)
『プラム・クリークの土手で』(On the Banks of Plum Creek , 1937)

この3作は、丸ごと読み返しても良いかなと思う。


また、ローラのパパのセリフで

① What's done is done. What's done cannot be undone.
②All is well that ends well.

というのがあったと思うのだが、作品のどこで出てきた言葉か思い出せず、ネットで調べたら、2つともヒットしたのはシェークスピアだった。

①は『マクベス』のセリフ、②は『終わりよければ全てよし』のタイトルそのまんま。

知らなかった。

やっぱり、ローラのパパは教養があったんだということはわかったが、作品中、どこに出てきた言葉なのか見つけることは出来なかった。

結局、ぜんぶ読み返さないとダメか。








*父親が娘の結婚に反対するという話は良く聞くが、ローラのおうちは反対で、パパは大賛成だったのに、お母さんが反対していた。

 ローラのフィアンセの一家は、野生馬を安く買ってきて馬車馬に仕立てて高く売るという仕事をしていたのだが、村が雪に閉ざされて食料が尽き全滅の危機にさらされたとき、父子で馬にソリを引かせて町まで買い出しに行き、村を救った英雄だった。

 ローラのパパは、男として、この父子を尊敬していたのだが、お母さんは「あんた、あんな男と結婚すると、一生、馬の面倒をみることになるんだよ」と心配していたのだ。

 お母さんは、町の生まれで、森や草原で暮らすのは嫌だったらしい。ローラたちが大きくなって、教育が必要だからという理由でパパを説得し、町に引っ越した。パパは野生児で、原始的な暮らしが好きだったのだ。

 わたしはローラのパパに憧れる。狼にも吹雪にも負けず、丸太小屋やロッキング・チェアーも自分で作り、インディアンに好意的で、バイオリンを弾き、スペルコンテストで優勝する。バッタに作物を食われ、大借金を抱えても必ず復活する。

 こんな男に、わたしもなりたかった。(2019年2月8日)




<もういちど読みたいボブ・グリーン(Bob Green)>


<ボブ・グリーン>
*本名:Robert Bernerd Green
*シカゴ・トリビューンのコラムニスト。
*名目はコラムでも、作品は、読み物としてその『枠』を超えていると思う。
*良い作品は多く、当然、ファンも多い。犯罪者までもがインタビューを断らない人だった。
作家詳細


<もういちど読みたい作品>

①『アメリカン・ビート(河出書房)』(American Beat, 1983)

原題:『Miss Mcnichol will see you now』
*クリスティ・マクニコルについて書かれた作品。大人達の振り回され方がレイ・クーニーのドタバタ喜劇を見てるようで面白い。

原題:『Blue eyes and cancer』
*旅先で、たまたま出会った女性について書かれた作品。小説として掲載したら名作になりそうなノンフィクション。

②『チーズバーガーズ(文芸春秋)』(Cheeseburgers The Best of Bob Green, 1985)

原題:『Streep』
*メリル・ストリープについて書かれた作品。

原題:『The most famouse man in the world』
*モハメッド・アリについて書かれた作品。
*彼のボクシング・スタイルを形容して「蝶のように舞い、蜂のように刺す」というが、『舞う』は『float』であって『fly』ではない。なのに、ファンと称する輩が、みんな口を揃えて『fly』というので、アリが怒って『float!』とイチイチ訂正するのが面白かった。
☆アリの死後、娘が父について語るテレビ番組で『fly』を使ってスピーチをしていたが、誰も訂正する者はなかった。ちょっと悲しかった。










tag : ボブ・グリーン モハメッド・アリ クリスティ・マクニコル メリル・ストリープ アメリカン・ビート チーズ・バーガーズ

もういちど読みたいルース・レンデル(Ruth Rendell)



<ルース・レンデル(Ruth Rendell)>

☆2015年5月2日に85歳で亡くなっていた。知らなかった。
☆何作か(おもにヨーロッパで)映画化されているようだけれど、わたしは、まったく小耳にも挟まなかった。
☆あっと驚くようなオチではないが、ガラスの心がカシャンと音を立てて壊れるような終わり方をするのが大好き。
作家詳細


<もういちど読みたいルース・レンデルの作品>

①『カーテンが下りて』(角川文庫、1988)(The Fallen Curtain, 1976)

『しがみつく女』(The clinging woman)

『人間に近いもの』(Almost human)

『分裂は勝ち』(Divided we stand)


②『熱病の樹』(角川文庫、1988)(Fever Tree, 1982)

『悪魔の編針』(A needle for the devil)


③『女友達』(角川文庫、1989)(The New Girl Friend, 1985)

『女友達』(The new girl friend)

『狼のように』(Loopy)

④Blood Line,1995(この本は出版されてないのかな?)

『愛の神』(The man who was the god of love)











tag : ルース・レンデル Ruth Rendell 短編 翻訳 ショート・ショート

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